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3.19.2022

人類の当面する基本問題(42) 米国/NATO対ロシア:ウクライナ危機と西欧のダブルスタンダード(日刊ベリタ2022.030.03)

現在のロシア対ウクライナ対立の基本問題には、人類社会の対応にダブルスタンダードがある。しかも、より基本的な一方の思惑がある。これを簡単に概観してみたい。  歴史的には、英国は、植民地政策で、世界を支配下に置こうとしてきた。そして、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどを独立国とはしたが、自分たちの国の一部と見做している。そして、中東、インド、中国とやってきたが、中東はともかく、中国はとても支配しきれない。その背後の超大国ロシアはとても、あの時点ではどうしようもないので、日本を焚きつけて清国、ロシアへの進攻を試みさせた。  第2次世界大戦は、ドイツがソ連に仕掛けたものであるので、欧米側はソ連と共に、ドイツを相手として戦争を仕立てのだが、ドイツが主として攻撃したソ連をドイツから守ろうなどとはせず、見守っていただけ。ドイツに勝ったのはソ連。ドイツのその意識(ソ連攻撃)は、ナチスがもたらしたものだが、現在でも、ドイツには、反ロシア、いやスラブ民族卑下が意識の底にあるようである。そしてキリスト教の新/旧教対ロシア正教の対立も関与しているかも。  米英は、英国の上でのべた意識をまだ持ち続けているようで、支配区域の拡大を、NATOという形で継続している。特にソ連崩壊後は、顕著になってきた。そのため、ロシアとの約束であった、NATOの非拡大を無視。その最終目標がロシアである。ここで、ナチスの意識と結合している。  しかし、中東での支配の確立を継承してきて、イラク、リビアなどを力で制圧してしまった。シリアでの試みは、まだ続いているようだが、これにはロシアの介入が関係している。  さて、ダブルスタンダードとは、こうした動きに対する世界の反応である。イラク/リビア/ユーゴスラビア等の米英(NATO)による侵略は、もちろん国連の反対があったにも拘らず、堂々と実行された。このような攻撃は、攻撃する側(米英欧)に対する相手からの直接的脅威は何もない。単なる、石油資源の略奪、政権を自分達の好都合になるように政権改変。こうした、とんでもない、米英欧のやり方に対する世界の反応は実に鈍かった。  さて今回の英米欧(NATO)を後ろ盾とするウクライからの脅威に対するロシアの反発。その反発を長年にわたって英米欧(NATO)側は無視しつづけたばかりでなく、軍人養成、ウクライナへの大量の武器の供給により、彼らにとって好都合なネオナチ的成分を利用して、軍事的脅威をちらつかせてきた。それは、ウクライナ東部のロシア系の人々に向けられていた。それに、業を煮やしたロシアの今回の反発である。今回は、世界中から、ロシア軍のウクライナ進攻への非難の気配のみのようである。先の米英欧の、自身への脅威の何もない条件下での軍事的攻撃(イラク、リビア、ユーゴスラビアその他)では、世界の反応はほとんどなかった、という対照的な反応の仕方はどうしてか。  その基本には、過去数世紀の人類の歴史の理解不足があるのであろう。いや、この間の人類支配側であった西欧の歴史感があり、第2次世界大戦後の米国の軍事支配によって、非西欧国(人民)が、米国/西欧忖度を強いられてきたことによるのであろう。  しかし、非西欧国、特に中国、ロシアの台頭が、今後の人類世界を変えていくと思われるが、その過程で、大規模軍事衝突が起これば、人類は滅亡の危機に瀕するであろう。  その危険は、ほとんどの国で、軍需産業が力を集め(経済的、政治的に)、さらなる利益の獲得のためには、戦争を起こす必要があるという基本問題がある。人が人を殺すことが、経済の基本になってしまっているのだが、これから逃れるには、どうしたら良いのであろう。  これと同じ原理、企業の利益の増大が基本という新自由主義なる経済原理は、現在のコロナパンデミックの原因にもなっていて、人命より利益(少数のエリートにとってだが)が優先されているようである。

2021年という年(I) 新型コロナウイルスによる感染症パンデミック(日刊ベリタ2022.01.04)

年初には、2021年が、3.11という原発事故10年,パンデミック宣言から1年、そして9.11からの20年という節目の年という意味の投書をこの欄(注1)に発表したが、この年が終った今,顧みるに、人類社会、地球環境など全ての分野で、2021年は、大変な転換期の始まりの年になったようである。それは、少数者による人民支配という人類文明の変換期である。いや,少数による人民支配は、人類の全歴史で行われてきたが,国家、地域レベルであった。それが全世界レベルになってきたのである。そしてその少数者間の覇権獲得のための対立の危険性も増大している。すなわち米国対中国,米(+西欧)対ロシアであるが、今回は、新型コロナ騒ぎに関しての、この問題(少数者による支配)についての考察を。 新型コロナウイルスによる感染症パンデミック  これは,2020年3月11日の世界保健機構(WHO)によるパンデミック宣言に始まった。この時点では,パンデミックを宣言する条件はなかったにも拘らずであった。その前年、2019年10年には、ある種の少数者が、ウイルス感染症によるパンデミックを予想したシミュレーションの会議を行っていた(注2)。どうも予め決められていた形跡がある。そのパンデミック状況を人びとに納得させるためには、感染者数を多くし、報道機関が常にその数を報道するようにした。これは意図したかどうか分からないが、WHOが推奨したPCR検査が、どうも擬陽性をかなりの率で出したことが寄与している。ウイルスは、簡単に変異するのだが、その変異株が出る度に、その危険性を煽って、パンデミックの恐ろしさを人びとに植え付ける。このパンデミックは、2020年から始まって、2021年では、さらに拡大している。といっても、地域によってかなり差があるようである。特に感染が顕著のように見えるのは,欧米諸国であるが、アフリカの多くの国では、感染はあまり広がっていないように見える。これは、PCR検査などをあまり行わないために偽陽性者がでないために過ぎないのかもしれないが、実際広がっていない可能性も否定できない。いずれにしても、今回のパンデミックでは,感染者数の実数は不明確である。PCR検査の問題点については(注3)を参照。  現行のRT−PCR検査は,アメリカではCDCの勧告で、2021年末までには、別なPCR検査に代えられることになっている。その検査とは,Multiplex Assay PCR test と言われ、多数のウイルスを効率良く検査できるのだそうである。それは、SARS-CoV-2ウイルスばかりでなく、インフルエンザA/B、RSVウイルスを同時に検出できるとのことです(注4)。しかし、PCR検査の基本的問題(擬陽性)は解決されているようには見えない。  2021年11月頃から、南アフリカで発生したとされるオミクロン株が、欧米などで急激に増加している。この見掛け上の急増加は、このPCR検査法を用い始めたことも寄与しているかも。しかし、オミクロン株は比較的軽少な株らしく、感染拡大には,通常のインフルエンザも含まれているのであろう。したがって,インフルエンザへの対応と同等な対応の仕方へと落ち着くかもしれない。  なお、このコロナウイルスはSARS-CoV-2とされ、Severe Acute Respiratory Syndrome(重症緊急呼吸器系障害)とされているが、このウイルスが体細胞に侵入するために、スパイク(S)が結合するとされるACE2(Angiotensin Converting Enzyme)は、肺胞ばかりにあるのではなく、血管関係に沢山分布しているので、目に見える肺炎ばかりでなく、様々な症状を呈するのだが、これは、あまり強調されていない。なお,ACE2は血圧制御などに関与している。 パンデミック対応とされるワクチン    ウイルスが原因の感染症には、ワクチンが有効であるという常識は、世間に定着している。ですから、このパンデミック対策として、ワクチンを強調することは、世間を納得させている。一方、最近は,今回の新しい原理に基づくワクチンの問題点を指摘することは、封じられる傾向があり、ワクチン摂取を、拡散防止の有効策として強制する傾向も出てきた。ワクチンの有効性は、以下に論じるように否定的どころか、有毒のようであるにも拘らず、主張されている。主要ワクチンの製造会社の社長は,自らは、ワクチンを摂取しておらず、なぜ摂取しないかという質問に口を濁している(注5)。   (1)ワクチン開発の問題点  ワクチンというものが、感染症沈静に役立つというのは原理的には正しいが、どんなワクチンでもよいというわけにはいかない。通常、ワクチンの有効性・副作用の無さなどは、大衆に摂取する以前に充分検証する必要がある。それには、通常長い時間がかかる。2012年発症のSARSへのワクチンは、未だに完成していない。ところが、今回のSARS-CoV−2ウイルス(感染症=Covid-19)へのワクチンは.パンデミック宣言後,数ヶ月で完成し、充分な検証もなく、またその検証データでも、副作用(死亡も含めて)などは、公にされず、有効性を主張するデータのみが、発表されて、緊急時という条件下であるが、大衆摂取の許可が下りた。これは非常に異常なことである。これを決める機構であるCDCとかFADなどで決定に関与した人びとに、ワクチン企業との関連のある人が多かったというデータもある(注6)。異常な決定は、単に、ワクチン企業忖度の偽決定であったようである。公的機関による決定であるため、世間では,その有効性が疑われず、しかも、ワクチンの副作用で健康を害したり、死亡する人がいるという現実も,隠蔽されている。   (2)今回のワクチンの問題点  少し長くなるが,今回のワクチン問題の科学的側面を論じておきたい。通常のワクチンは、原因のウイルスそのものを、操作して、感染できない程度にしたものを摂取し、人体が持つ免疫機構に、対応策(抗体その他)を用意させる。ですから、ウイルスのかなりの部分を免疫機構に提示しているわけである。すなわち、こうしたワクチンにあるウイルスを、マクロファージから始まって、抗原的なものを作り出し、それを免疫機構に提示して、抗体を作り出す。この際、抗原的なものは、大量に作り出されるわけではない。なお、ワクチン問題には、これ以外に、ワクチンを長く持たせるためや有効性を高める目的などに、余計な物質も加えるのだが、その悪作用という問題もある。しかし、この点に関しては、ここでは省略。  さて、今回のワクチンはそれとは完全に違ったやり方で作られている。SARS-CoV-2なるウイルスの表面に突き出しているスパイク(S)-タンパク質が抗原と考えられるとして、S-タンパク質を人体に作らせよう、それにはその元になるm-RNA(メッセンジャーリボ核酸)をワクチンに入れて、それを摂取すれば、体細胞がS−タンパク質を作ってくれるだろう。そうすれば、免疫機構はそれを抗原と看做して抗体を作ってくれるだろう。その抗体が、ウイルスが入ってきた時に、ウイルスが、体細胞に入るのを阻止して、感染を防げるはずだーこれが今回のワクチンの原理。  抗体はできるようだが、抗体を作るのはそう長くはなく、数ヶ月で消滅するようである。だから、2回、3回、そして。。。。。と繰り返し摂取する必要があるようである。その原因は不明だが、無理して、一度に大量の抗体を作らせるので、免疫機構を弱めてしまうのではないか。実は,ワクチン摂取せずに、感染した人は、もちろん自然に免疫機構が働いて対処し、抗体もできるが、次に感染した際には、その免疫機構が良く作用して、大事に至らない。ところが、ワクチン摂取者が2度目に感染すると、重症化する傾向が大きいらしい。 (3)今回のワクチンの副作用  以上は,ワクチン本来の機構に関する問題だが、それよりも問題なのは、様々な副作用があり(いままで隠蔽されていた)、ワクチン接種後に様々な影響(死亡(新コロナによる死ばかりでなく)も含めて)が各国で観測されている。しかし、この部分は、ファイザーの検証資料にもあるにも拘らず,十分に公表されていないし、通常の報道機関は、市民に伝えないようにしているようである。  死亡率が、各国で、2021年になって、通常の年よりも10%程増加している(注7)こと、特に心筋炎などの心臓への影響が多く、最近日本の厚労省も、そのことを認めたようである(注8)。若い男性が、心疾患で、運動中に急死という例が、かなり報告されている(注9)。  その原因は,なにか。まだまだ、充分に解明されていないが、2,3の研究例を上げる。アメリカのソーク研究所は、m-RNAが体内で作るとされるS−タンパク質の作用を調べた。S−タンパク質そのものを、動物に摂取したところ、肺や動脈の血管内皮細胞にダメージを与えることがわかった(注10)。このようなタンパク質を、このワクチンは、体内で大量に作らせるわけで、それが心臓ばかりでなく、肝臓その他多くの臓器(たぶん脳も含めて)に影響を及ぼすであろう。これは、副作用とは言えず、毒作用である。  S−タンパク質は、また別な悪作用も及ぼす。S−タンパク質は体細胞の核に侵入し、DNA修復に関与する重要なタンパク質の作用を阻害し、DNA修復を混乱させ、様々な悪影響を及ぼす(注11)。たとえば、ガン発症の可能性を増やしたり、免疫機構を妨げる結果をもたらすような作用もあるであろう。このあたり、更なる検証が必要だが。  副作用とは言えない、このような直接的な深刻な負の影響を及ぼすS−タンパク質をわざわざ作り出すものをワクチンと云えるであろうか。 パンデミック騒動から見えてきたもの  パンデミックという定義を変更し、その宣言を行ったWHOという組織だが、2009年のスワインフルーでも暴露された(注12)が、大製薬会社やビル・ゲイツ財団などの支援を受けている。今回のコロナ禍の発生以前に、パンデミックをシミュレーションする会が開催されていて、その会議内容に沿って、パンデミックが作られたように見える。ただし、このコロナ禍の原因とされるSARS-CoV-2なるウイルスが、実際どこで,どのように発生(導入か)したのか、充分に検証されていない。今のところ、中国の武漢で、研究所からの漏洩か、または?。他には、アメリカの軍事関係医療研究所からか?。ウイルスそのものが、人為的にパンデミックを引き起すように作られたのか?。真相は、おそらく解明されないで終るかもしれないが、この「真相が見えない;見えないように工作されている」という事実が、このパンデミック騒動で見えてきた最大の問題である。  このウイルスに対処するワクチンも、かなり前から準備が始まっていたようで、その開発は異常な早さで行われた。しかし、その有効性、副作用などに関する検証は充分に行われずに、大衆への摂取が許可された。いうなれば,大衆そのものが、検証するためのモルモットとされている。いや許可されたばかりではなく、摂取は強制され、非摂取者は、通常の活動・生活ができないといった状態になっている国もある。しかも、このワクチンの危険性がわかりつつある(いや.製造側は実は知っていた)にも拘らずである。その上、ワクチンを強制摂取するため、それに代わる医薬品を禁止するなどの酷いこともWHO、CDC、FADが行っている。それは、イヴェルメクチンとかヒドロキシクロロキンなどであるが、 安価で、有効であることが、当初より多くの医師によって認められていた。ところが,最近になって、ファイザーなどのワクチン企業も医薬品を開発し出して、CDCなどはそうした医薬品を認可しようとしている。  この状態は何を意味するか。パンデミック(これも作り出したものかも)を根拠に、市民の選択の自由を奪い、大製薬企業その他の利益を確保する。そうした側の利益に与っている人びと(CDC, FADなどの公の機関、政府、報道機関などに属する)が、パンデミックの危険性、ワクチンの必要性・有効性などを大衆に振りまくことを当たり前のように行っている。こうした世情の背後にある層による人類社会の支配への意志が顕著になってきたことであろう。何が、そうした人々の本当の目的なのか。  こうした状況を作り出し、大衆を納得させる(パンデミック状況、ワクチンの有効・安全性などのウソを)役割を直接そして日々に担っているのが、報道機関である。こうした報道機関は、大企業側のニセ情報は一生懸命に喧伝するが、ワクチンの悪影響の事実などには、目をつぶって報道しない。大部分の民衆は,こうした機関からの報道内容を吟味もせずに信じ込んでしまう。 ではどうするか 今回の主要なワクチンの一つは、ファイザー社とドイツのBioNTech社のm-RNAを油脂の微小球に納めたもので、BioNTechを創立した1人現副社長のkatalin Karikoという人が発明したことになっているが、実は、こうした原理 (m-RNAを体細胞に取り入れる方法)を最初に研究発表した(1989年、注13)人物は、Robert W. Maloneというアメリカの学者で、彼は、現在のワクチンの危険性をあらゆる機会に発表している.ただし,通常の報道機関は取り上げていない。そこで,ツイッターなどのSNSなどで発現しているのだが、ツイッターは彼のアカウントを閉じてしまった(注14)。  現在、いくつかのウェッブサイトが、なんとか、本当のこと、通常の報道機関が報道しないことを伝えようとしているが、やはり多くの人にはなかなか伝わらない。そのうえ、大報道機関の云うことの方を信じ切っている人びとは、こうしたことを知らせても、それこそ陰謀論だと片付けてしまう傾向が強い。というわけで、なかなか本当のことが人びとに分かるようには知らされない。  支配者側にとって不都合なことを報道しない傾向は、しかし、このパンデミック問題に限らない。福島原発事故後の健康障害その他についても同様である。なお、福島原発事故に限らないが、放射線被ばく問題に関しては,筆者の最近の著書(注15)をご覧ください。  さて,こうした状況下、最後の手段をとり始めた人達がいる。ファイザーの元副社長M. Yeadon博士を筆頭に主としてイギリスの科学者・医師達が、 イギリス・ジョンソン首相、ビル・メリンダ・ゲイツ、製薬会社,世界経済フォーラム議長K. Schwab,テドロスWHO議長、 A. Fauci (NIAID)などを 、人道に反する犯罪を行っているとして、2021年12月6日に国際司法裁判所(ICC)に告訴した(注16)。その詳細は(注17)。ただし、この起訴については、通常のメデイアでは報道されていないようである。 (注1)http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202101031633430 (注2)https://www.centerforhealthsecurity.org/event201/ (注3)http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202010220837044     http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202011281557466 http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202012061730390    http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202012210923391 (注4)https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/lab/multiplex.html   https://health.clevelandclinic.org/different-types-of-covid-19-tests/    (注5)https://twitter.com/kuu331108/status/1469715152136466433?s=21 (注6)https://www.naturalnews.com/2021-11-01-fascism-fda-committee-members-financial-ties-pfizer.html (注7)http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202111131133056 http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202112012003113 (注8) 2021https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211204/k10013374401000.html (注9)https://goodsciencing.com/covid/athletes-suffer-cardiac-arrest-die-after-covid-shot/) (注10)https://www.mdpi.com/1999-4915/13/10/2056/htm (注11)http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202111221351451; original$ (注12)http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200912131511030 (注13)Proc. Nat. Acad. Sci., 86 (1989), 6-77-6-81;     https://doi.org/10.1073/pnas.86.16.6077 (注14)https://www.realscience.news/2022-01-01-robert-malone-permanently-banned-twitter-truth-covid.html (注15)「放射線被ばくの全体像:人類は核と共存できない」(明石書店)     https://www.amazon.co.jp/s?k=放射線被ばくの全体像 (注16)https://www.lifesitenews.com/news/big-pharma-execs-gates-fauci-uk-officials-charged-with-crimes-against-humanity-in-international-court/ (注17)https://dailyexpose.uk/2021/12/10/uk-team-file-complaint-of-crimes-against-humanity-with-the-international-criminal-court/; ICC-complaint-7.docx

人類の当面する基本問題(41) 2021 年になって世界中で死亡率急増−続 (2) (日刊ベリタ2022.02.25

世界中で2021年から死亡者数が急増しているという事実を、過去2回ほど投稿しました(注1)が、さらに増え続けているようですので、2、3の報告を紹介します。  まず、アメリカのCDCの公式データ (VAERS=Vaccine Adverse Event Reporting System)の2020.01.14の分に関した分析(注2)。なお、このサイト(注2)は、1週間毎に、新しいデータを分析している。また、このデータはワクチン摂取を受けた人に起こった負の影響についてであるが、問題なのは、CDCでは、ワクチン摂取による影響は、ワクチン2回摂取した時点の2週間以後からのみを、ワクチン摂取によると認めていることで、ワクチンを1回摂取しても、2回摂取しても、その後の2週間以内での影響は、ワクチン摂取によるものではないということになり、ワクチンの負の影響の多くは、それと見做されないようになっているのである。ですから、この公式データは、ワクチンの負の影響を非常に過小評価しているのです。その上、このデータは、患者または医師からの申告に基づくもので、全てではなく、やはり実際の数よりかなり少ないと、これまでの経験から知られている。ですから、実際の負の影響数は、この公式のデータの少なくとも10倍はある、いや多分それよりは、かなり高いと考えられている。  さて、このVAERS(2022.01.14現在)のデータでは、2020年12月から2022年1月までのおよそ1年間のSARS-CoV-2対応のワクチン摂取による負の影響であるが、死者数は22,193、恒久的障害者39,150などであった。死因としては、多いもので、脳卒中、急性心筋梗塞、血栓症などであった。おそらく、実数はこの10倍以上であろう。しかし、この死者数は、これだけでも、1990年以来の31年間の様々なワクチンの摂取による死者数の9,478(306/年)と比べると異常に大きいことがわかる。もちろんワクチン摂取者の数は違うので、単純な比較はできないが。  CDCのデータの分析から、アメリカで、18-49歳の若年層の死亡率が、2021年から増えていることを示すデータもある(注3)。このデータは、2020年11月~2021年10月の1年間の若者の死者数を2018~2019年の同じ期間のそれとを比較したものである。ネバダ州では、65 %増えた。そのうちの36 %は、Covid-19によるものだそうである。ということは、コロナによる死以外では、42 %増えた。カリフォルニア州では、Covid-19以外の死者数は、32 %増加。他の州でも、若年層の死亡率が増えている。50-84歳では、27 %の増加であるが、Covid-19によるとされる死者が多い(死亡者の80 %)ので、それ以外の死亡は、5%の増加であった。それでも、例年よりも、死亡率は増加している。85歳以上では、死因は主としてCovid-19であった。  イギリス政府のデータを図にしたサイト(注4)がある。2021年の1年間において、年齢層に分けて、未摂取者、1回接種者、2回摂取者、3回摂取者10万人あたりのコロナによる死者数(死亡率)と、コロナ以外の原因による死亡率を月ごとに表示した図である。例えば、通常、死亡率の低い18〜39歳層の死亡者数の月変化を図1に示す(図の説明:実線はコロナ以外の死因、点線はコロナによる死、青は非摂取者、赤1回摂取、緑2回摂取、紫3回摂取)。コロナ以外の原因による死亡率は、摂取(1回、2回、3回とも)後急増し、摂取者の方が、非接種者よりも高い(赤、緑、紫の実線が、青の実線より上)。一方、非摂取者たちには、あまり変化は見られない。ただし、コロナによる死に関しては、摂取者の方の死亡率は、わずかに非接種者よりは低い。これは、ワクチンが、コロナ疾患に、僅かながら効果があることを意味するが、コロナとは無関係な原因で、死亡させるという負の効果の方が、圧倒的に大きい。他の年齢層でも、摂取者に非コロナ死が増えているが、その出方は、若年層とは違う。詳細は注4を参照されたい。  生命保険会社から、2021年になって、保険支払の急増が起こっているという報告もある。例えば、オランダの保険会社エゴンでは、2021年の第3四半期の保険金支払いが、前年(2020)の同じ期間と比較して、2.6倍(160%の増加)になったそうである(注5)。米国インデイアナ州の保険会社も、こうした統計値を発表している(注6)。2021年度では、18~64歳の死亡による生命保険支払いが40%増加、こんなことは、保険業界でいまでかってなかった。他の保険会社も似たような状況だそうである(注7)。妊娠中のワクチン摂取によって、死産や流産が増えているというデータも、報告されている(注8)。  人間の死は、どこでも、どんな事情でも起こる。当たり前のことである。ですから、強調されて報道されない限り、なんとも思われない。現在は、コロナ禍の何種目かのウイルスによる感染者が今日は何人、死者は何人、重症が何人などと、ニュースの時間毎に報道するので、ああこのウイルスは怖いのだなあという印象を植え付け続けている。これが、まる2ヶ年続いた。そして、それを予防するにはワクチンだ、もう2回行なったが、もう一度やらなければ、危ないぞと、人々を促す。このウイルスに感染した人の多く(大部分)は、実は、すでにワクチンを摂取しているのだが、この事実は、あまり強調されない。すなわち、実は、今回のワクチンは、感染予防には役立っていない。  しかも、上で見たように、ワクチン摂取による健康障害、死亡がワクチン摂取開始後に急増しているである。しかし、このことはあまり報道されていない。だから、政府発表(の公式サイト)などを、自ら見つけて、それを十分に吟味してみなければ、その実態はわからないのである。しかし、自分ではできなくとも、こうしたことを検討して報告しているものをみつけて、本当のことを知ることは、ある程度できる。通常のメデイアが、こうしたことをするのが、彼らの本来の役目なのだが。今回のパンデミックでは、メデイアは、そうしたことに目を瞑っているようである(なぜか)。  なお、感染者の同定は、PCR検査の陽性をもって、感染したことにしているが、この検査のあやふやさ、特に偽陽性を出しがちであることは以前に議論したので、ご参照のほどを(注9)。 (注1)http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202111131133056; http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202112012003113 (注2)https://vaersanalysis.info/2022/01/21/vaers-summary-for-covid-19-vaccines-through-01-14-2022/ (注3)https://www.theepochtimes.com/northeast-fares-best-amid-2021-prime-age-mortality-spike_4208797.html (注4)https://www.wandersolar.com/post/20220219/;https://www.realscience.news/2022-01-18-male-teen-deaths-skyrocketed-53percent-covid-vaccination.html (注5)https://genocide.news/2022-02-01-die-off-is-here-life-insurance-payouts-skyrocket-258-as-post-vaccine-deaths-accelerate.html (注6)https://childrenshealthdefense.org/defender/insurance-companies-report-increase-premature-deaths/ (注7)https://www.censoredscience.com/2022-01-05-life-insurance-companies-sound-death-alert-warnings-over-excess-deaths-covid-2.html (注8)https://www.realscience.news/2022-01-21-covid-vaccine-causes-miscarriages-stillbirths.html;https://www.globalresearch.ca/foia-docs-reveal-pfizer-shot-caused-avalanche-miscarriages-stillborn-babies/5767537 (注9)http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202010220837044; http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202011281557466; http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202012061730390 http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202012210923391