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6.10.2026

ウクライナの原発(ザポリージャ、ZNP)の問題

ロシア軍は、ウクライナに入ってから、ウクライナの東部、ザポリージャ州の一番西に位置する6基の原子炉からなる最大の原発(ZNP)を、すぐに確保した。この原発は、ソ連が解体する以前に、そこに作られたものである。ロシア軍が、早くにこの原発を確保した理由は、キエフ側からとの衝突(戦争)において危険な立場に置かれるであろうから、安全を確保するために、自分たちで管理しようとしたものである。キエフ側は、ロシアは、その原発をキエフ側への攻撃の根拠とするものと非難し、ロシア軍は直ちに退去し、キエフ側に戻せと主張した。  紛争が始まって数ヶ月後の8月(2022年)、二日続けてZNPに砲弾が打ち込まれ、作業員1名が、負傷した。世界中の原発を管理するとしているIAEAは、原発への攻撃は危険極まりないので、絶対にしてはならないと主張している。キエフ側は、ウクライナ南部への電力供給を妨げるために、ロシア側が砲弾を打ち込んだと主張。キエフ側の主張は、どう考えても理にかなわない。ロシアが進んで管理にあたり、正常な運転を行っていることは事実で、そのロシアが、自分達が管理している原発にドローンなどで攻撃するなど、ありえない。しかるに、ZNPへの攻撃は、あれ以来何度も行われ、その度に、IAEAは訪れて被害を検証するが、攻撃側の特定には言及しない。西欧側の報道は、キエフ側の主張とIAEAの動きのみを報道し続けている。  最近の砲撃は、2026年5月30日で、かなり強力なドローンの攻撃で、6号機のタービン建屋が攻撃された。これは、今までの攻撃で最も危険なレベルであった。この件についての報道を見てみる。やはり、ロシア側の報道 [1]は、キエフを非難するものである。西欧側の報道を見てみよう。  かなり直接的な報道が、東京新聞5月31日[2]。それは、こう表現している(以下引用):ウクライナ側は関与を否定した。ロシア側の発表が事実なら、タービン建屋への攻撃は異例。ロスアトム(ロシア原発企業)のリハチョフ総裁は声明で「意図的な攻撃だった」と非難した。ウクライナ軍は「ザポリージャ原発6号機を攻撃していない」とし「侵略国家による挑発行為だ」と反発した。――引用終わり  アメリカABCの報道 [3] (ロンドン発だが)からの引用:攻撃された建物は、ウクライとザポリージャ州の境からわずか30マイルの距離にあるものである。建物の壁に穴ができていた。ウクライナの南部防衛軍は、ロシアは相変わらずZNPをブラックメイルの手段として利用し、この攻撃はロシアの核テロリズムだと主張し、ロシアの主張を否定した。――引用終わり。  西欧側のもう一つの報道 [4]も同様の報道の仕方で、ウクライナの主張(ロシア側のテロだと)を紹介するのみである。ロシアが、現在ロシア自身が管理している施設を攻撃するというのはとんでもない論理ではないでしょうか。今まで、この施設(ZNP)から砲弾か何かが出されてウクライナ側を攻撃したということはありません。というかそんなことがあれば、早速西側はロシアを大々的に非難するでしょう。でも、まだありません。 [1] https://www.rt.com/russia/640766-zaporozhye-nuclear-power-plant-attack/ [2] https://www.tokyo-np.co.jp/article/491783 [3] https://abcnews.com/International/iaea-issues-ukraine-nuclear-plant-warning-after-russia/story?id=133461599 [4] https://tsn.ua/en/ukrayina/why-kremlin-fabricated-ukrainian-attack-on-znpp-military-and-nsdc-expose-enemys-goal-3095327.html

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