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12.29.2021

人類の当面する基本問題(38)現コロナウイルス感染症:ワクチンの問題(日刊ベリタ2021.11.18)

2019年12月に、中国の武漢で重症肺炎として出発した現在のコロナ禍なので、そのウイルスはSARS-CoV-2(severe acute respiratory syndrome coronavirus-2:respiratory=呼吸器系)と名付けられた。感染症の主なものはやはり肺炎であるが、それ以外の様々な症状があるようである。  最近米国ソーク(Salk)研究所から、実は、このウイルスによる病気は、血流系統への影響が基礎にあることがわかった(注1,2)。すなわち、呼吸器系を主とする感染症ではない。それ以上に、重要な発見はウイルスの作用は、ウイルス全体というより,現在ワクチンの元になっているスパイク(S)タンパク質が、疾患の原因であるらしいことである。なお,現在までの考えは、ウイルスが人体に入って、その表面にあるS−タンパク質が人体の細胞の表層にあるACE2なる酵素と結合して、その細胞に侵入し、自己複製し、作用を及ぼすとされている。なお,ACE2は,肺胞のみならず、血管その他にあり、それが作り出すホルモン・アンジオテンシン2は血圧調整に関係している。  この研究所は他の大学とも共同で、この問題に取り組み、S−タンパク質のみで出来たウイルス形態のものつくりを、動物に摂取したところ、肺や動脈の血管内皮細胞にダメージを与えることを立証した。ウイルス全体ではなく、S−タンパク質のみで起る現象である。そのメカニズムにも言及しているが、それはここでは省略する。  現ワクチンは、S−タンパク質を作るm-RNAを人間に取り入れ、人間の体細胞内で、S−タンパク質をつくらせる。それが人体内で、抗原と認められて、人体の免疫機構が,抗体を作るということになっている。この抗体が、ウイルスが入ってきた時に、人体細胞への侵入を防ぐなどして、感染しないようにしていると考えられているわけである。  ところが,上に述べたことが本当とするならば、ワクチンが作らせるS−タンパク質そのものが、人体に重大な悪影響(主として血管系統のダメージ) を及ぼすという副作用(副作用と呼べるか)があることになる。先に報告した(注3)ことと関連しているであろうか。 (注1) https://www.ahajournals.org/doi/10.1161/CIRCRESAHA.121.318902 (注2) https://www.salk.edu/news-release/the-novel-coronavirus-spike-protein-plays-additional-key-role-in-illness/ (注3) http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202111131133056

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